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【セラピーとは】
治療。治療法。特に患者の病態を改善し、健康にするため施す医療行為である。呪術医の時代から科学に裏打ちされた近代医療へと医学を変化させたとされるヒポクラテスは、「医師が病を治すのではなく、身体が病を治す。」と表現、患者など治療される側の「治ろうとする身体機能」を補助するのが治療であり医療行為だとしている。この考えは現代にも継承されており、患者自身の治ろうとする意思を尊重する形で、医療方針が選択されている。治療には、病院や診療所などで、医師を主体として行う「医学的治療」と、歴史的な経験則に基づいて、医師でない民間人が行う「治療方法」(手法)は、特に民間療法などと呼称する場合もある。
【心理療法とは】
精神疾患の治療、心理的問題の解決、あるいは精神的健康の増進を目的とする理論・技法の体系を心理療法という。心理学の分野においては心理療法、医学の分野においては精神療法と呼ばれるが、実際には同じものを指している。明治以降の西洋学問の輸入において、同じpsycheという外国語が、医学では「精神」と、心理学では「心理」と訳されたからである。ただその手法を使用する人の資格と利用の意味合いがかなり異なる。心理療法を行う者はカウンセラー、セラピスト、治療者などと呼ばれ、心理療法を受ける者は、クライエント、患者、来談者などと呼ばれる。精神分析、行動療法、来談者中心療法の3つが心理療法の主要な源流であるとされているが、現代ではこの3流派に限らず、他にも様々な学派が数多く存在している。他にも心理療法としてEMDR(Eye
Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と 再処理)や短期療法がある。
【クリエイティヴ・セラピーとは(創作療法)】
描画やコラージュ作品を作成したり結果をフィードバックして話し合うことにより、創作行為による心の安定や、作成結果をフィードバックすることで得られる自己理解を目的として用いられる。心理療法としてだけでなく、自己理解のための手法としても用いられている。
【ナラティブセラピーとは (Narrative therapy) 】
社会構成主義やポストモダンの影響を受けて練磨されつつある、現代精神医学で用いられている精神療法の一つ。治療者とクライエントの対等性を旨とし、クライエントの自主性に任せて自由に記憶を語らせることによって、単なる症状の除去から人生観の転換に至るまで、幅広い改善を起こさせることを目的とするもの。PTSDやアダルトサヴァイヴァーの治療に広く用いられる。
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